「おかしーなー」彼女が言ったのは何度目だろうか?
今回の東西移動中に、総理大臣のえる!(2)「恋する国家権力」を読了しました。いや、あれね。こんなにムチャクチャな文章なのに惹きつけられていくのはなんなんでしょうね。内容がよければ、文章の構成が多少おかしくても OK なんてのは、論文を書く人間としてあまり(ってゆーか、果てしなく)認めたくないんだが。
本巻のテーマは‥‥‥、あれです、「愛」。愛と書いて忠誠心とか読むな! いや、スゴイよ。人は恋をする事でこんなにも強くなれるのですよ。でも、のえるさんのマネは絶対しちゃダメだよ!(長谷川健太風味)いや、あれぐらい愛してみたいですよ、一人の人を。具体的には、街が生まれ変わるくらい(謎)。
アルリオンもよかったですね。ただ、国家権力と兄妹愛の狭間で揺れてしまったという事が、あの結果に繋がったという事なのでしょうが。
そして、本篇唯一の良心(?)*1・弥生ほのかの存在感がますます失せてしまった気がします。ってゆーか、勝ち目なさ過ぎる。
*1: 長谷川健太は? という質問が出そうだが、「正義感」に火がついた時の彼の行動は、十分常軌を外しています。本当にマトモなのは、ほのかくらいでしょう‥‥‥。
本日、神風怪盗ジャンヌ 第 7 巻まで読了です。
いや、種村有菜はいいねぇ〜 (^ ^)。
なんか平和な最後でよかったです。私も争いは好みません。‥‥‥、いや、実は最終話を読むの、結構気が重かったんです。はぁ、最後の戦いかよ、って感じで。でも、ありなっちはいい方向に裏切ってくれました。‥‥‥もうこれ以上まろんが苦しむ所は見たくなかったんですよ、正直。何よりもフィンの役割がすごくよかったと思います。中盤辺りから、フィンの役割―というか伏線―が、あまり読めてなかったんですよね。その〜、フィンのエピソードは本気でショックだったもんで(苦笑)。
確か、TVA はもっと辛いエピソードだったらしいけど。それはそれで、また録画してるテープを見ることにします。
今、思えば、神風怪盗ジャンヌはアニメとしても、私にとって声優ファンとしてエポックメイキングな作品です。機動戦艦ナデシコのミスマル・ユリカで私の中でそれなりの地位を確立した桑島法子さんが、のちに一番好きになる下地を固めた作品です。日下部まろんは、やはり理想ですよね。まあ、どちらかというと、手の届かない高嶺の花としての理想なんですけど。そういう人物を描けるから、種村有菜さんが好きなんでしょうね。で、そういう人物を演じられるから、桑島法子さんが好きなんでしょうね。
‥‥‥、いや、最近、電脳コイルの天沢勇子(‥‥‥、上の名前、あまさわだっけ?)にハマりつつあります。2007 年度 My Favorite M の座を、三千院ナギと競ってます。
ちなみに、Favorite M のデータは PDA に入れてたんですが、見事に消滅しちゃったんですよね。どこかネット上に流出してないかな?(爆)思い出せる範囲で再現すればいいんですけど。というわけで、read more 辺りに仮のを置いておきます。
というわけで、先日読了した気象精霊記の感想。
最初に、気象精霊記シリーズ全体のお勧めのポイントをまとめます。(本当は、以下の長文の後に書いた文章ですが、冒頭に書くのがふさわしく感じたので。^ ^;)まあ、この後、なんか小難しい事を書きますが、要するに、人間社会の滑稽さを精霊 = 神の立場から皮肉っぽく浮き立たせている辺りが、気象精霊記において僕が惹かれる点である、とまとめておきましょう。で、以下、詳しく述べます。
今回の気象精霊記ですが、解決すべき自然現象があって、それを解決しようとすると妨害者が現れ、それをなんとか押さえ込んで、妙にあっけない(or 情けない)結末で終わる、というパターンを踏襲しています。それでも、なお、ここで感想を書く価値がある理由は「作品のそこかしこに仕掛けられた人間社会への風刺」が毎度面白いからです。精霊の視点、言わば、神 = 天からの視点に立った人間の滑稽さ、そして、精霊社会の中にも存在する人間社会に相似した「組織の問題点」、という 2 点を指摘する事に関して清水文化先生は抜群のセンスを持っているなと思うのです。
そ〜ね〜。そろそろ、ストーリーの形式がパターン化してきているのは否めません。もちろん、一般論として、パターン化自体が悪いとは言いません。というか、過去の名作というものは必ずパターン化されてるものなんですよね。ドラえもんしかり、男はつらいよしかり。ストーリーの形式というものには自ずと限界があるわけです。それを超越した面白い(ハマる)要素と(いわゆる「毎度おなじみ」の)パターンが融合した時に長編の名作は生じるものなのです。‥‥‥、いかん、名作の一般論化しとる。
他にも、気象精霊記シリーズのイイと思う点を挙げておきます。気象が好きな人にはたまりません。現象の一つ一つにうなずいたり、そんな現象起こるかっ、とツッコんだりして楽しめます。キャラクターは個性豊かですよね、登場人物の多さの割に。なお、イラストレーターが七瀬葵さんなので絵は可愛いです。あと、争いの解決手法が妙に平和な事。激しい戦闘もありますが‥‥‥、まだ犠牲者が出てないですよね。あんまり物故者が出る話はちょっとイヤかなあ、と個人的には思います。RPG 系の小説で言うと、ロードス島戦記は味方にも犠牲者が出ます。スレイヤーズは敵に犠牲者が出ます。フォーチュン・クエストは犠牲者が出ません。読み安心感としては、フォーチュン・クエスト並みです。‥‥‥、そうですね。フォーチュンに近い雰囲気はありますよね。気象精霊記って。
それで、ここまで書いて気づいたのですが。「黄色い空飛ぶ風邪工場」の感想じゃなくて、「気象精霊記シリーズそのもの」の感想になってるっ! ‥‥‥あはは。文章も長くなったので、また記事を改める事にしましょうか。折角なので、Amazon リンクは張っておきます。たくさん。(^ ^;)